【北欧家具】チークな話
イケア(IKEYA)ではバーチ材がよく使われていますが、
北欧家具、特にアンティーク北欧家具といえば、やはりチークですね。
洗練されたデザインで、アンティークでも高値です。
一方、アジアン家具もチークが多いです。
デザインは北欧家具とは比べるべくもなく無骨なものが多いですが。。。
ここで、「あれ?」って思いませんでしたか?
そう、北欧=極寒地域で、東南アジア=亜熱帯。
両方の地域で育つ木なんて存在しませんね。
じゃ、チークはどちらで育つ木?
はい、東南アジアの方の木です。
交通網が発達している現代ならともかく、通常は供給面からいって、地場の木材を使うケースが普通なので、北欧家具=チークなのはちょっと珍しい現象かもしれません。
まぁ、『植民地』絡みということなのでしょうが。。。
そこで、ちょっと調べてみました。
やはり、ビルマがイギリスの植民地となり、海洋覇権国家イギリスが造船用木材としてチーク材の有用性を認識したことから、世界的に流通するようになったようです。
北欧各国も、バイキングなどに象徴されるように海洋国家でしたね。
ここで思いつき。
北欧家具とアジアン家具をあわさせてる人はあまりいないと思いますが、チークつながりでコーディネートしてみるのも面白いかも。無理か(笑)